「CAMP TALGANIE artistic farm / キャンプ タルガニー アーティスティック ファーム」は、2005年、大田和人氏が木造平屋の自宅を改装し、また敷地内に新たにコンクリート造の展示室を建て、世界一小さな現代美術館(自称)として開館した。
現代彫刻を中心としたコレクション展示のほか、若手アーティストに発表の場を提供している。
展示空間
母屋では、居間や床の間、廊下など、台所と寝室以外のすべての空間において、居住空間を活かした作品展示が行われている。
展示室は、第二次世界大戦における激戦地だったことを示す赤い壁が特徴。また、自然光を取り入れ、照明を一切使用しておらず、自然と共存する美術館をコンセプトとしている。そのため、おのずと閉館時間は「日没まで」となっている。
母屋と展示室をつなぐ渡り廊下は、全面ガラス張りとなっており、小品の展示やインスタレーションで使われることが多い。
屋外庭園には、石彫やテラコッタ、金属の彫刻など、大型の作品が点在している。
コレクション
丸山映、上條文穂をはじめとする現代彫刻を中心に、映画監督の高嶺剛の絵画やタカエズトシコの陶芸、リチャード・スタイナーの木版画など、百数十点のコレクションがある。
有名無名を問わず、大田氏自身の目と心で見て、判断し、収集している。現存する作家、特に若いアーティストの作品多い。
居留民・主 大田和人
アドバイザー 酒井忠康(世田谷美術館館長)
市川政憲(茨城県近代美術館館長)
屋外庭園には、石彫やテラコッタ、金属の彫刻など、大型の作品が点在している。
コレクション
丸山映、上條文穂をはじめとする現代彫刻を中心に、映画監督の高嶺剛の絵画やタカエズトシコの陶芸、リチャード・スタイナーの木版画など、百数十点のコレクションがある。
有名無名を問わず、大田氏自身の目と心で見て、判断し、収集している。現存する作家、特に若いアーティストの作品多い。
居留民・主 大田和人
アドバイザー 酒井忠康(世田谷美術館館長)
市川政憲(茨城県近代美術館館長)
主な展覧会
2008年 ・Art selection
vol.1 「木下哲人・平良和宏」展
・雨音を聴きながらー沖縄・台湾現代美術交流展ー
2009年 ・Art selection
vol.2 「長尾恵那
彫刻展」
・邂逅の風—沖縄・台湾・米国現代美術交流展—
・沖縄県立芸術大学×女子美術大学交流展「1517.806km」
2010年 ・Art selection
vol.3 「金未麗
個展」
・黒潮チャンプルー ー沖縄・台湾現代美術展ー
・山城芽 個展「氷鏡の月」
2011年 ・Art selection
vol.4 「堀園美
個展」
・沖縄県立芸術大学×女子美術大学交流展「1517.806km」
2012年 ・Art selection vol.5 「河原圭祐 個展」
友人に連れられて、全く事前の知識なく行ったので、驚きの連続。まず建物の構造と庭、遠くに海を見下ろす場の雰囲気全体が素晴らしい。それから、彫刻の置かれた大きな部屋の造り、とりわけ採光の工夫が秀逸。ランプの使用を想定せずに、自然光を使っている。沖縄伝統の建物と近代的な建物の融合にも特に違和感がない。最後に多彩かつ質の高い収蔵品。短時間だけど豊穣な時を過ごしました。
返信削除